アンチエイジングについて [ブログ]
先日アンチエイジングの講演会に行って来たとお話ししました。
アンチエイジング学会というのもあるらしい。
中高年でこの言葉に興味を持たない人はいないというくらい、今はみな熱心です。
もちろん私も、健やかな老後を目指したいと思っている一人です。
ところが・・・
実は、私はこの「アンチエイジング」という言葉には納得出来ていない。
アンチは『抗』という意味。抗(あらが)うという意味ですね。抵抗する。反対する。
日本語では抗加齢と訳しています。つまり「加齢にあらがう」。
これっておかしいと思いませんか?
加齢は自然なこと。年を重ねて老化していくのは自然の摂理です。誰も避けては通れないし、それが人の一生というものでしょ?
自然に抵抗するって・・・・
違うんじゃないかな。人間は自然界に生き、生物として自然の一部でしょ。それに抗うのは、動物として大それたことじゃないかしら。
義母がラジオを聞いて「サクセスフル・エイジング」という言葉を提唱する人がいると教えてくれました。それの方がいいですね。健やかで楽しい老後。
ただし、サクセス=成功というのは、勝ち負けを連想させる。ではエイジングに負けてしまう人、失敗する人もいるのか?ということになる。(理屈っぽくてすみません)
みんなが経験する自然現象に、勝ち負けは持ち込みたくないです。
だとしたら、何でしょう?
強いて言えば・・・「ビューティフル・エイジング」とか「comfortable aging」ですかね〜
美しいとまで言えなくても、快適な加齢。
『なるべくなら』病気や不都合・醜さ(しみ・しわ)から遠ざかって、快適に暮らそうじゃないか。
そういう思考がいいですね。
アンチエイジング治療の最先端を担っている山下理絵先生。懇親会でお話しした際、私の顔を指して「額を持ち上げたときにシワが出来る!」と指摘されました。
私にしてみれば so what ?! (だからどうなの?!)
表情シワは、ワタシ的には許されるんです。(笑)
この年でシワひとつない顔って、コワイですよ。作り物くさい。
私の理想はいつぞや小説で読んだ・・・「目尻の笑いジワが色っぽい女」という風情の人。
若くてピンピン・ムチムチの女の子はもちろんいいけれど、それって誰にとっても『期間限定』でしょ。そのあと、年を重ねたゆえの色気・美しさってあると思うのです。(負け惜しみでなく)
診察室でも実感します。
若い頃から知っている患者さん。お子さんが出来て、おかあさんになって来院したとき。
子育て中だから手は荒れているし、化粧っ気もない。それでも内面からにじみ出る幸福感で、目や肌が輝いています。同性の私でも「綺麗だなー」と見惚れます。
”内面の輝き”とは使い古されたフレーズだけど、要するに美しさには幸福感が必要なのでしょう。顔の細かいパーツは些細なこと。トータルのイメージが印象を決めるのだと思います。
[時間はその取り分をとっていく]
村上春樹は(おそらく加齢について)そう言っています。
然り!
[誰にも等しく訪れるなら、文句の言いようもないじゃないか。]
[文句を言おうにも、いったい誰に言えばいいと言うのだ。]
受け入れるべき事実には抗わず、改善出来るところは自意識に合わせて努力する。
そういったスタンスで、エイジングと日々仲良くやっていきたいと思っています。
アンチエイジング学会というのもあるらしい。
中高年でこの言葉に興味を持たない人はいないというくらい、今はみな熱心です。
もちろん私も、健やかな老後を目指したいと思っている一人です。
ところが・・・
実は、私はこの「アンチエイジング」という言葉には納得出来ていない。
アンチは『抗』という意味。抗(あらが)うという意味ですね。抵抗する。反対する。
日本語では抗加齢と訳しています。つまり「加齢にあらがう」。
これっておかしいと思いませんか?
加齢は自然なこと。年を重ねて老化していくのは自然の摂理です。誰も避けては通れないし、それが人の一生というものでしょ?
自然に抵抗するって・・・・
違うんじゃないかな。人間は自然界に生き、生物として自然の一部でしょ。それに抗うのは、動物として大それたことじゃないかしら。
義母がラジオを聞いて「サクセスフル・エイジング」という言葉を提唱する人がいると教えてくれました。それの方がいいですね。健やかで楽しい老後。
ただし、サクセス=成功というのは、勝ち負けを連想させる。ではエイジングに負けてしまう人、失敗する人もいるのか?ということになる。(理屈っぽくてすみません)
みんなが経験する自然現象に、勝ち負けは持ち込みたくないです。
だとしたら、何でしょう?
強いて言えば・・・「ビューティフル・エイジング」とか「comfortable aging」ですかね〜
美しいとまで言えなくても、快適な加齢。
『なるべくなら』病気や不都合・醜さ(しみ・しわ)から遠ざかって、快適に暮らそうじゃないか。
そういう思考がいいですね。
アンチエイジング治療の最先端を担っている山下理絵先生。懇親会でお話しした際、私の顔を指して「額を持ち上げたときにシワが出来る!」と指摘されました。
私にしてみれば so what ?! (だからどうなの?!)
表情シワは、ワタシ的には許されるんです。(笑)
この年でシワひとつない顔って、コワイですよ。作り物くさい。
私の理想はいつぞや小説で読んだ・・・「目尻の笑いジワが色っぽい女」という風情の人。
若くてピンピン・ムチムチの女の子はもちろんいいけれど、それって誰にとっても『期間限定』でしょ。そのあと、年を重ねたゆえの色気・美しさってあると思うのです。(負け惜しみでなく)
診察室でも実感します。
若い頃から知っている患者さん。お子さんが出来て、おかあさんになって来院したとき。
子育て中だから手は荒れているし、化粧っ気もない。それでも内面からにじみ出る幸福感で、目や肌が輝いています。同性の私でも「綺麗だなー」と見惚れます。
”内面の輝き”とは使い古されたフレーズだけど、要するに美しさには幸福感が必要なのでしょう。顔の細かいパーツは些細なこと。トータルのイメージが印象を決めるのだと思います。
[時間はその取り分をとっていく]
村上春樹は(おそらく加齢について)そう言っています。
然り!
[誰にも等しく訪れるなら、文句の言いようもないじゃないか。]
[文句を言おうにも、いったい誰に言えばいいと言うのだ。]
受け入れるべき事実には抗わず、改善出来るところは自意識に合わせて努力する。
そういったスタンスで、エイジングと日々仲良くやっていきたいと思っています。
2010-03-03 09:59






